術前
術後
何十年も銀歯を入れておられた女性の患者さんが、白い歯にかえて欲しいと当院を初めて受診されました。
小さい奥歯(小臼歯)には銀歯の被せ物が 大きい奥歯(大臼歯)には銀歯の詰め物がされていました。
下あごの歯は、奥歯でも噛む面(咬合面)に銀歯が入っているとよく目立ちます。
年内、あまり日がありませんでしたが、まず予防歯科の流れに沿って口腔内の除菌治療を行い、除菌を確認した後に銀歯のところの治療を致しました。両奥歯は歯の神経が残ったまま(有髄歯)の状態でしたので、注意深く銀歯の被せ物・詰め物をはずし、形成・印象を行いました。(両奥歯とも有髄歯のままで処置いたしました。)
銀歯のかわりに入れた白い歯は、CADCAMシステムにより作製したオールセラミックのe-max(イーマックス)を使用しました。
e-maxはとても透明感があり、天然歯に近い審美性です。奥歯でも使用できる強度も有ります。ジルコニアオールセラミックなどの他のセラミックよりもコストパフォーマンスにも優れています。
何とか年内中に白い歯にかえることができました。
患者さんも「治療した歯がどれかわからないわ。」と喜んでおられました。
2014年12月26日 カテゴリ:CAD/CAM, e-max, 審美歯科, 症例, 銀歯 and tagged CAD/CAM, e-max, 予防歯科, 審美歯科, 症例, 銀歯