「インプラントはどうやって歯茎に埋めるの?」とよく患者さんに聞かれます。
インプラント埋入オペの進め方を順序だてて説明致します。
インプラント埋入オペの流れ
術前
埋入場所の歯肉へ局所麻酔を行なって、麻酔が効いているのを確認したら、
歯肉を切開します。(麻酔が効いているので痛くありません。)
歯肉を開けると白い骨が姿をあらわします。そして、事前に作製しておいたガイドプレートなどを参考にドリリングを進めていきます。
骨にドリリング(ほんの10㎜ほどの深さです。)
インプラントを滅菌ケースから取り出し、ハンドピースで機械埋入します。(ドリリングした穴にインプラントのネジをネジ止めします。)
埋入の最後はラチェットを使用してしっかり初期固定するように締めます。約35N㎝のトルクで締めます。
埋入したインプラントにヒーリングキャップでフタをして、開いた歯肉を縫合して閉じます。オペ終了です。
オペ時間は約10~15分ぐらいです。
術後の腫れやお痛みもそれほど大きくはありません。
約1週間ほどで抜糸です。
念のため2~3か月程、治癒期間をおいて インプラントの上部構造をセットします。
2015年1月26日 カテゴリ:インプラント, 埋入オペ, 症例 and tagged インプラント, オペの進め方, 埋入オペ, 症例