6月7日の日曜日は 和田精密歯研主催の金属床義歯のセミナーに参加しました。
講師の先生は、意外にもITIフェローでインプラントで有名な上浦庸司先生でした。
歯が虫歯や歯周病の原因で欠損した場合、その歯の欠損により、他の残っている歯の欠損進行を招くことがわかっています。
歯の欠損による歯牙欠損進行症(上浦先生命名)を最も防ぐのはインプラント治療ですが、コスト・治療期間・全身状態などから、インプラント治療がNGの時、金属床義歯による治療が適応となります。
診査・診断 そして金属床義歯の設計がきっちりなされていれば、金属床義歯は長期的に良い状態が続くことがわかっています。
今回は、その設計を中心に講義いただきました。
日々の臨床で疑問に思っていたことが、かなり解決しました。
これからも、日々の臨床で直面する疑問・問題を解決出来るように、より自分の臨床にそったセミナーを選択して参加したいと思います。
私は他医と比較してワンランク上の治療を目指すのではなく、来られる患者さんの臨床の悩みを解決していける患者さん各々にとってのオンリーワンの治療を目指します。
そのためのセミナー参加です。これからも、地に足がついたセミナー参加を心掛けます。